ICU文学メジャー講義「ギリシア絵画とエクフラシス」終了。受講生は8名（珍しく男女同数）。今回もPPT＋紙資料でなく、自前のWebsiteの【Ekphrasis】頁を教材とした。Thebai 神話群 (Oidipous/Antigone), Olympia 神話群 (Pelops/Oinomaos/Hippodameia), ギリシア・ローマ絵画 (Andromeda/Hesione), Ekphrasis (Philostratos/Achilleus Tatios)。基本【Eikones】頁以外は公開。シラバスに記したメッセージは「伝統を継承する中での創造というギリシア文化の特質に意識的になる。造形作品と文章との関係について考える。神話画における場面および描き込む要素の選択について考える。」
来年度冬学期のシラバスもICUサイトに掲載した。同じく「ギリシア絵画とエクフラシス」として、Theoi (Aphrodite/Eros/Dionysos), Herakles, Argonautika (Iason/Medeia), Ekphrasis (Philostratos/Achilleus Tatios)を予定。フィロストラトス＋カッリストラトス『エクフラシス集』の翻訳註解解説。
